i.Design Studio | アイ・デザインスタジオ

アイ・デザインスタジオ は 眼鏡 や ヘッドマウントディスプレイ 、日用品などの工業デザインや、 3Dデータの作成 、 3DCG の作成、グラフィックデザイン・ウェブデザインを手掛ける、福井県のデザイン事務所です。

【 3D 】 ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ 、 ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について

【 3D 】 ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ 、 ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について

弊社では、2006年ごろからブラザー工業株式会社様と開発がスタートした ヘッドマウントディスプレイ とそのユニットを装着するための眼鏡フレームのデザイン・開発を初めに、たくさんの国内外のメーカー様と、眼鏡の中に基板や配線を配置する デバイスメガネウェアラブルデバイス 等の開発に携わってきました。
公開できないご依頼がほとんどですが、いくつか例を掲載します。

1:【 ヘッドマウントディスプレイAiRScouter のデザイン・開発について(ブラザー工業株式会社)

ヘッドマウントディスプレイ やそのユニットを装着する眼鏡フレーム、 ウェアラブルデバイス のデザインや設計に携わる切っ掛けになった、初めての案件です。

当初、装着方法のレビューからラフな試作品を作ってのテスト、スケッチの数々、そして3Dデータの作成や試作品制作等々…、着手したのは2006年でしたが、ある程度形になって発表できたのは2009年ごろ最終的に販売されたのが2011年と、長い期間にわたって開発に携わる事ができました。

ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ ・ ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について。 AiRScouter の開発には、長い期間携わる事ができました。
ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ ・ ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について。 AiRScouter ユニットは、左右どちらにも装着が可能です(人によって利き目が異なるため)。

ヘッドマウントディスプレイのユニットは、メガネの左右どちらにでも装着可能です。

ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ ・ ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について。 AiRScouter は、メガネのテンプルを畳んだ時には外れないようにデザインしています。

メガネフレームを掛けている時はユニットが固定されて外れず、メガネを外してテンプルを畳んだ時にだけ、ユニットが外れるようになっています。

ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ ・ ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について。 AiRScouter を装着すると、1m先に16インチ相当のディスプレイが、シースルーで浮かび上がります。

メガネを掛けるように頭に装着すると、目の前にはシースルー型で発色の良い画面が浮かび上がります。
工場や現場での作業案内、美術館での作品の紹介や道案内など、使用できる用途は多岐に渡ります。

ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ ・ ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について。 AiRScouter のメガネフレームは、弊社にてデザイン・設計を行いました。
ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ ・ ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について。 AiRScouter のメガネフレームは、多くの人にフィッティングフリーで掛けやすくなるようにデザインしています。

独特のテンプル~モダンの形状は、より多くの人にフィッティングフリーで掛けやすくするためのもの。
こうしたヘッドマウントディスプレイの分野は、技術的にまだまだ過渡期。ユニットが大きく重い場合が多いため、本来なら一人一人のユーザーに合わせて部品を付け替えたり、ショップでフィッティングの調整が出来ると良いのですが、一般の眼鏡フレームのような販売方法を取る事が難しい場合や、コストを極端に抑えたい場合には、なるべく多くの人にフィッティングフリーになる事を目指します。

こちらはヘッドマウントディスプレイの紹介動画です。弊社がかかわった試作フレームも使用されています。

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2:【 デバイスメガネviewっとめがね のデザイン・開発について(株式会社NTTネオメイト・株式会社玄武プランニングス・株式会社三工光学)

ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ ・ ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について。viewっとめがね 正面から。

2011年から、カメラ・マイク・骨伝導イヤホンを内蔵した、デバイスメガネ viewっとめがね のデザイン・設計に携わりました。

被撮影者に威圧感を与えないという警察機関からの要望もあり、オーソドックスなスタイリングとし、バネ性を活かして調整無しで頭部にフィットする骨伝導イヤホンを新規設計するなど、なるべく多くの人の顔に馴染み、フィッティングフリーで掛け心地が良くなるデザイン・設計をしています。

ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ ・ ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について。 viewっとめがね の特徴の一つ、ステンレスワイヤーのバネ性を活かした、フィッティングフリーの骨伝導イヤホン。

ステンレスワイヤーのしなやかなバネ性を活かして、製造しやすく、またどんな頭部形状にもフィットしやすい骨伝導イヤホンを新規設計しています。

ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ ・ ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について。 viewっとめがね は映像と音声を録画・録音し送信しつつ、骨伝導イヤホンで音声による指示を受ける事が出来ます。

映像と音声を録画・録音し送信しながら、同時に骨伝導イヤホンで音声による指示を受ける事ができ、警察機関や工場・現場での遠隔指示、作業手順の録画などを主な用途としています。
またカメラをフレームの中央に配置しているので、使用者目線での映像を録画でき、視聴者が映像に酔ってしまう事がありません。

ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ ・ ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について。 viewっとめがね の内部には、基板やフレキシブルケーブルをコンパクトに配置しています。

viewっとめがね の内部には、基板やフレキシブルケーブルをコンパクトにひねりながら配置しているため、製造用のデータには下記のようにフレキシブルケーブルを平面に展開したデータが必要となりますが、3DCADでの設計というメリットを活かし、展開データの設計や金型製造用の 3Dデータの作成 なども行っています。

ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ ・ ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について。 viewっとめがね の基板やフレキシブルケーブルは、3次元空間の中に配置したものを平面に展開して、製造しています。

デザイン・2D設計・3D設計・試作品制作・製造用金型データの作成という、多岐に渡る業務範囲に携わっています。

ヘッドマウントディスプレイ や デバイスメガネ ・ ウェアラブルデバイス のデザイン・開発について。 viewっとめがね は現在も 株式会社玄武プランニングス 様から販売中です。

2013年には 株式会社NTTネオメイト 様からも販売されていましたが、現在は 株式会社 玄武プランニングス 様から販売中です。
ご興味が御座いましたら、是非お問い合わせくださいませ。
株式会社 玄武プランニングス 様のウェブサイトへ

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弊社では、上記以外にも多数の ヘッドマウントディスプレイウェアラブルデバイス のデザイン・3Dデータの作成・試作品制作等に携わっております。
特に眼鏡の産地である福井・鯖江の眼鏡作りのノウハウを活かして、なるべく多くの人に掛け心地の良くなるものをご提案できるように心掛けています。
また鯖江クオリティながらも、コストを抑えて製造の出来るメーカー様とのマッチングなども行っておりますので、ご質問などが御座いましたら お問い合わせフォーム からお気軽にお問い合わせください。


宜しければ是非お願いします :)

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