【3DCG】まるでモデリング途中の様な、ポリゴンだらけの表現だからこそのオチが面白い、国立台湾大学の学生作品『 Cubic 』

更新日: - 公開日:2009/01/08
カテゴリー:CM
モノをデザインする時、常に制約はつきまといます。
価格はこれぐらいで、技術はこういったもので、男性用で、女性用で等々…。
制約があるからこれだけのものしかできませんでした・・ではなく、制約があるからこそこんなに良いモノになりました、となる事を目指さなければいけないと思うのです。
そんな前提がある上でこの映像を見ると、とても面白く感じられます。
実写と間違うほどリアルにも表現できる3DCGの世界で、まるで3Dモデリングの途中のような造型で表現されている、国立台湾大学の学生作品です。
モデリングの途中の様な表現をしているからこそ、モデリングを行うツールの1つである『アンカーポイント削除ツール』や、1つ前のコマンドへ戻る『アンドゥ(ctrl+z)コマンド』、『アンドゥの取り消しであるリドゥコマンド』を上手く活かせている映像です。
実写の様にリアルな表現をしていると、全く意味の分からない内容になってしまうのですが、『リアルな表現をしない』という1つの制約があるからこそ、それらのコマンドが活きてくる面白さがある様に感じます。
話自体はバッドエンドですが、リアルに表現していたら・・痛々しすぎて見ていられないかもしれませんね。
アッーー!! そのアンカーポイントを消したら・・・・・
- ≪前の記事 (Previous Post)
-
Google Trend
- 次の記事 (Next Post)≫
-
受験
コメントを残す