平成
公開日:
カテゴリー:その他
平成 最後の4月。
先日、父が他界しまして。
80歳ながらも、実家のある滋賀県近江八幡市では元気に 水郷巡り の船頭さんをしており、まだまだ長生きしてくれるものと思っていましたが、予想もしていなかった突然のお別れでした。
クリスチャンだった父の葬儀を教会で行うため、40年ほど前にはランドセルを背負って歩いていた道を車で走ったのですが、こんなに道狭かったっけ?もっと建物大きかったような?と、大人になった自分自身と時の流れも感じつつ、賛美歌を歌い父を送り出しました。
本人はもっといろいろと挑戦したかったんだろうと思いますが、傍目にはやりたいことを自由にしているように見え、それなりに悔いは無かったのでは?と言い聞かせながら、割と明るく送り出せたように思います。
父の暮らした近江八幡という場所は、時代劇の撮影に使われるような昔ながらの街並みや水郷、桜の木々など写真映えする所も多く、また近年は和菓子の「 たねや 」から広がった洋菓子の「 クラブハリエ 」や「 ラコリーナ 」などで観光客の絶えない地域になっています。
※父も長年やっていた、船頭さんが手漕ぎの和船舟を濃いで進む水郷巡りは春や秋が一番気持ち良く、水面を渡るそよ風に頬を撫でられながらゆ~っくりと船に揺られるひと時は格別です。
簾(すだれ)の材料になる葦(よし)の群生や、運が良ければ滋賀県の県鳥「 かいつぶり 」やその雛が水面を泳ぐ様子を見ることができるかも知れません。
私が大学へ進学するために実家を離れる時には、こんなにも観光名所として発展していくとは夢にも思いませんでしたが…
平成 最後の4月。今日は 平成 最後の30日。
新しく始まる 令和 とともに私自身も新しいことをいくつか始めつつ、また精いっぱい挑戦していきたいと思います。
- ≪前の記事 (Previous Post)
-
あけましておめでとうございます 2019
- 次の記事 (Next Post)≫
-
謹賀新年 2020
コメントを残す