標題の通り、プラスチック眼鏡フレームの 3Dデータ を無償で公開致しますので、3Dプリンターで出力する・ご自分で掛けてみる・社内で寸法のダメ出しに使うなど、ご自由にお使い下さい。

3Dデータは10年近く前にモデリングした眼鏡をベースに、壊れやすく、また組み立てにネジも必要になってしまう丁番を無くし、耳に掛ける部分を折り畳めないものに改変しています（折り畳めるものは、今後改めて公開するかもしれません）。

だいぶ古いデータを元にしていますので、今見ると涙ぐましい努力の跡が見え隠れして色々イジりまわしたくもなるのですが、まずは今の状態で公開します。

• 眼鏡フレームは一般的な成人のユニセックスなものとして作成しています。極端に頭の大きい・小さい人には、合わないかもしれません
• データ形式は一般的な 3Dプリンター にも対応した STL 形式です（容量およそ6.1MB）
• 外形寸法はおよそ145mm×161mm×31mmの寸法に納まるサイズです。3Dプリンターの造型可能なサイズがそれ以上でしたら、出力可能です。※お問い合わせ、有難う御座います！:)
• 眼鏡における表記ですが、
  ・51□17（実測 山幅：17.6、玉幅：50.0、玉型天地：27.2）
  ・レンズカーブは4カーブ
  ・フロントカーブは5.5°
  ・枠傾斜は6°
  で設計しています
• 
  ライセンスはクリエイティブ・コモンズ（BY-SAにて）。弊社 i.Design Studio のクレジットを表記して頂ければ、商用も改変もご自由にして頂いて構いません
• コメント欄やメールフォームからのお問い合わせでご要望などをお送り頂ければ、次に活かしてまいります

レンズをはめ込む矢研（ヤゲン）と呼ばれる溝も掘っていますので、街の眼鏡屋さんでレンズを入れてもらう事も出来るかも知れません（3Dプリント出力したものを元にレンズ形状を計測して、それに合わせてレンズを加工する事も可能ではありますが、出力品の誤差・強度や眼鏡屋さんによっても変わりますので、この部分はサポート・補償致しかねます）。

眼鏡フレーム各部には掛け心地が良くなる様に、なるべく丸みを持たせています。

こちらの投稿でもご紹介しましたが、3Dモデル ビューワーサービス Sketchfab のビューワーでもご覧頂けます。
（新しいブラウザでないと見る事ができませんが…）

眼鏡は視力矯正器具でもありますから、レンズは顔に合わせて角度を振ってやらないといけません。
このフレームではその角度をフロントカーブは5.5°、枠傾斜は6°と付けていますので、仮にレンズを入れたとしてもクラクラ目が回ったりせずに使えるものになっています。

無償で公開する理由ですが、年々低価格化・高性能化していく3Dプリンターに、ご興味を持って頂ける方を増やしたいというのもありますし、弊社の事を知って頂いて、そこから何か新しい仕事に繋がれば、新しい仕事に繋がれば！と考えています（大事な事なので2回…）。

上記のライセンス等についてご了承頂ければ下記のボタンからダウンロードし、ご自由にお使い下さい（STL形式・容量およそ6.1MB）。

プラスチック眼鏡フレーム 3Dデータ ダウンロード

なお沢山ある3Dデータや3Dプリント品の共有・販売サイトでも公開していくつもりでおりますので、そちらについてはまた改めてアナウンスさせて頂きます。

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