視覚 に障害のある人のための装置
更新日: - 公開日:2009/09/27
カテゴリー:プロダクトデザイン
目の見えない人の 視覚 の助けになる技術開発が進んでいます。
Wicab社 (米ウィスコンシン州)のBrainPortという装置は、カメラからの映像をドットに変換し、舌に乗せる小さな装置から微弱な電気パルスを発生させる事で、映像を「見る」事ができます。
実際に動画を見ると、目の見えない人が文字を読んだりボールで遊んだり、三目並べをしたりフリークライミングに挑戦したりしている様子が分かります。
今後はコンパクト化だけでなく、暗がりでも見えるようにしたり、点字ブロックや横断歩道・信号などの外を安全に歩くために必須なものは、明確に認識できるようにするなど発展性もありますね。
一方、日本の 株式会社アイプラスプラス のオーデコは、額で「見る」事ができるようになっています。
詳しくは オーデコの紹介 ページを。
「夢の扉」という番組で紹介された動画もありますので必見です。
技術としては BrainPort とおおよそ同じものなのでしょうか。
映像を映し出す先が舌の上か額かという違いで、オーデコは舌や指・手のひらを使わない分、ユーザーが気軽に使用しやすいものになっています。
まだまだ新しい技術ですので値段も高いですが、早く助成金が適用されて、ユーザーが購入しやすい金額になってくれればと思います。
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